寄付を募って新潟県燕三条地域の子どもたちに手づくりマスクキットを届けようと燕三条青年会議所(知野学理事長)はプロジェクト「つばさんマスク配布大作戦」に取り組んでいる。
マスクキットの内容は、ガーゼ1枚、ひもゴム2本、説明書1枚。説明書にしたがってガーゼをたたんでストラップと組み合わせればあっと言う間にマスクができあがる。
これを三条市、燕市、弥彦村の小学生8,439人に届けるもので、それに必要な資金を募っている。寄付は1口1,000円で募集。1,000円で約6セット作ることができるので、140万円余り集まれば1人に1セットずつ配布でき、今月4月中には小学生全員に届けたい考えだ。あわせてマスクキットの袋詰め作業を手伝ってくれる協力者も募集している。
マスクが品不足で手に入らず、やむを得ずマスクを着けずに学校に行く子どもたちがいる。ガーゼマスクなら洗って繰り返し何度でも衛生的に使える。軽くて肌ざわりもいいので長時間の使用にもストレスがない。
飛沫の拡散による新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐマスクとしての機能のほか、身近なものでも工夫すれば問題解決できることや、日々の備えの大切さを津会えることができ、教育的観点からも役立つと考える。
寄付が多く集まれば小学生に2枚目、あるいは中学生への配布もそれ以上、集まれば集まった分だけ多くマスクキットを届けられる。「より早く少しでも多く子どもたちにマスクを届けたい」と協力を呼びかけている。
問い合わせは燕三条青年会議所事務局(電話:0256-32-5151、メール:jimukyoku@tsubamesanjo-jc.or.jp)。寄付の振り込み先は次の通り。1口1,000円で上限はない。
【振り込み先】
三条信用金庫 燕三条支店 普通預金 8450359
つばさんマスク配布大作戦 代表 知野学