新型コロナウイルス感染症の予防策として新潟県燕市は、4月15日から市庁舎の窓口に飛沫(ひまつ)を防止する透明シートの設置を進めている。
これまでも市庁舎の定時換気や消毒を徹底してきているが、市民からより安心して市役所を利用してもらえるようにと、市民の利用が多い1階の市民課の窓口から職員が設置を進めている。
透明シートは商品のパッケージなどによく使われるOPP(オリエンテッドポリプロピレン)という素材。厚さ0.04ミリで透明度が高く、シートを透過しても風景がゆがまない。アクリル板では音が抜けにくく、穴を開けないと会話しにくいが、このシートならほとんど気にならない。
いいことずくめだが、実はありあわせ。防災用として地図の上に重ねてマーキングなどを行うために常備している。しかも幅90cm×長さ30mで1巻約2,000円と格安。簡単に切れるので、スペースに応じて自由に加工して使える。
買い置きしていた分では足りないので、買い増しして来週中には3階まですべてのカウンターに設置する考えだ。また、市内の道の駅国上や図書館でも同様に設置を進める。