新型コロナウイルスの感染症拡大を防ぐため、21日に新潟県の花角英世知事が県内事業者に具体的な対象を示して22日から5月6日まで休業要請したのに伴い、燕三条地場産業振興センター(三条市須頃1)は、貸し会議室の利用を中止し、臨時休館している。
休業要請の対象となった集会・展示施設の「集会場、公会堂、展示場」に該当することから休館を決めたもので、要請にあわせて22日から5月6日まで行う。
メッセピアとリサーチコアの2棟にある貸し会議室は、信用保証協会や東京税関三条燕政令派出所など長期間にわたって区分所有やスペース貸ししている部分を除くすべての貸し会議室の利用を中止する。
あわせてメッセピアの物産館と同センターが運営する燕三条駅観光物産センターも臨時休館する。物産館は道の駅にもなっており、三条市内にある「漢学の里 しただ」と「庭園の郷 保内」のほかの2つの施設は、県が休止を要請しない生活必需物資販売施設として営業を継続するが、「燕三条地場産センター」は、生活必需物資などを扱っていないことから休業を決めた。
同センターは以前からインフォメーションを閉じていた。17日から13の特定警戒都道府県からの会場利用を休止していた。一方、職員も感染防止対策として館内の部屋に分かれて分室勤務を始めた。