新潟県三条市で週明けの4月20日(月)から、国定勇人市長発案でいきなり始まったテークアウトやデリバリーに取り組む市内の飲食店をSNSで発信する「#三条エール飯」をスタート。それから5日目となる24日(金)、今度は三条市体育文化会館で市内飲食店が作る弁当を販売する弁当を販売するプロジェクトがスタートする。
大型連休が終わる5月6日(水)までのちょうど2週間、毎日午前11時から午後2時まで昼弁当、4時から6時半まで夜弁当を販売する。初日24日は、ベジテーブル、とんかつ三条、マルセン、よね蔵、清みずの5店舗の弁当の販売を予定している。
正面ロビーで対面販売するほか、裏側の駐車場ではドライブスルー販売。施設、駐車場とも敷地が広いので、人との間隔を空けて購入できる。購入後はせっけんで手洗いしてできるだけ早く食べてもらう。
国定市長は20日にハッシュタグ「#三条エール飯」で、新型コロナウイルス感染症による売り上げ減少でによる対策として弁当のテークアウトや配達に取り組んでいる飲食店をSNSのツイッターとインスタグラムで発信する取り組みをしようと声を上げ、その日の午前中にはスタートした。
すでに数多くの投稿がされて評判を呼んでいるが、SNS環境に慣れていない人に情報が届いていないことから、リアルな空間で弁当をPRし、手にしてもらおうと特設販売場を設けることにした。
しかし、あまり人気が出て大勢が購入に訪れ、「3密」が発生しては本末転倒。直接、三条エール飯を提供している飲食店へ足を運べる人はこれまで通り飲食店での購入を求めている。