新潟県三条市は、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受けている市内飲食店を支援するプロジェクト「#三条エール飯」として4月24日(金)から5月6日(水)まで三条市体育文化会館で市内飲食店が作る弁当を午前11時からと午後4時からの1日2回、販売したが、7日(木)以降も10日(日)まで販売を延長することにした。
政府が緊急事態宣言を31日まで延長したのに伴い、新潟県が新たな緊急事態措置を明らかにした。それにあわせて三条市も6日、イベント実施や施設利用の対応方針をまとめた。
そのなかで7日から10日までは、生活の維持ために必要な施設を除くすべての施設利用を中止するが、11日から20日までは、屋内運動施設と屋内運動を目的とした施設利用だけ中止することにした。
このため三条エール飯の弁当販売の会場にしている三条市体育文化会館は11日から開館し、トレーニングルームやアリーナは利用できないものの、マルチホールやマルチスタジオは利用できるようになるため、弁当販売に三条市体育文化会館を使えなくなる。
最近は昼は500食を完売するなど弁当販売は好評。三条市体育文化会館が使えなくなるまで続けようと、10日まで販売を延長することにした。弁当販売は終わっても新たに「#三条エール飯プラス」をスタートする。
内容は「#三条エール飯@ウチ」で各店舗の弁当などの販売をSNSで応援、「#三条エール飯@ソト」で三条市が示す基準に協力する店舗の駐車場などを活用した屋外の新たな飲食空間を認証してSNSで当該空間の利用イメージなどを発信、「#三条エール飯@ミセ」で三条市が示す基準に協力する店舗を認証しSNSで当該店舗の利用イメージなどを発信する。
また、民間団体の協力で、三条エール飯のプラットフォームとなるポータルサイト「SANJO YELL MESHI」も開設されている。