新潟県弥彦村のうさぎ伝説に登場する「良幸餅(うさちもち)」をモチーフにした新たなマスコットキャラクターが誕生。名前はまだなく、5つの候補から村民の投票で決める。
ふっくらしたほおを赤く染め、弥彦村に人を引き寄せるという願いを込めて耳は人と人を結びつけるという意味の水引の形をしている。
首から鳥居を下げ、はっぴと、みこ風の2種類の衣装を用意し、いろいろなイベントに対応して活躍できるようにした。着替えるキャラクターは珍しい。
2015年5月から弥彦のPRマスコットキャラクターとして「もち-うさぎ」が活躍していたが、18年4月で契約を終え、新たなキャラクター制作に取り組むことになった。
イベント会社と相談しながらコンセプトを決め、頭部のデザインを委託した。小林豊彦村長の子どもたちの意見を反映し、子どもたちから愛されるキャラクターをつくりあげたいという思いもあり、胴体部分は昨年10月に弥彦中学校美術部の部員からデザインしてもらった。
新型コロナウイルス感染症の影響でイベントが軒並み中止、延期されているので、新ゆるキャラのデビューXデーはしばらく先になりそう。25日に配布する「広報やひこ」6月号で村民に誕生を周知する。
名前は投票で得票の多いものに決めることにし、5種類の候補をつくった。候補は「A.ミコぴょん」、「B.弥彦みこと」、「C.うさ玉」、「D.ひこ姫」、「E.うさちー」。投票はそのうちひとつを選んで6月26日(金)までに弥彦村観光商工課へメール(kankou@vill.yahiko.niigata.jp)か、はがき(送付先:〒959-0392 西蒲原郡弥彦村大字矢作502番地)で応募する。