不要なマスクを必要な人へと新潟県見附市は、5月25日から市役所など市内3カ所に寄付マスクの受け入れボックスを設置していている。
市役所は1階の正面玄関を入ってすぐのいちばんわかりやすい場所に受け入れボックスを設置。ほかに見附市市民交流センター「ネーブルみつけ」と今町公民館に設置している。
寄付できるのは、使い捨てマイクでも布マスクでも構わないが、未使用のものに限る。手作りマスクは寄付できない。6月1日までに50枚入りの使い捨てマスク1箱と布マスク1枚の寄付があった。
供給不足が続いていた使い捨てマスクが市場に出回るようになり、布マスクの利用が広がったことで、マスクが余ったりだぶついたりしている。市民からマスクを寄付したいとの問い合わせがあったことから設置した。胎内市などすでに県内でも同様の取り組みを行っている自治体ががる。
医療や福祉施設には国からマスクが配布されているが、これから梅雨の出水期を迎え、避難所の開設に伴って大量のマスクが必要になる可能性もあり、市民の協力を求めている。