新潟県燕三条地域で活動する一般社団法人燕三条青年会議所(知野学理事長)は6月6日、来年度の理事長候補者に川上勇太さん(38)=上越農機(株)・常務取締役=、監事候補者に野崎寛行さん(36)=(株)野崎忠五郎商店・常務取締役=と熊倉正人さん(39)=熊倉シャーリング(有)・代表取締役=を決めた。
先に神田晃直前理事長を委員長に選考委員会を開いて3人の候補者を選出。6日開いた6月通常総会で承認した。さらに11月の総会でそれぞれ予定者として承認を得ると正式な就任が決まる。
理事長候補者となった川上さんは、08年に入会。17年、18年と副理事長、18年はブロック大会プロジェクトリーダーを務め、ことしはまちづくり委員会で執行理事に就く。
監事候補者となった野崎さんは12年に入会し、19年の専務理事をはさんで18年、ことしと副理事長に就く。同じく熊倉さんは12年の入会で16年に専務理事を務め、ことしは副理事長に就く。
総会で知野理事長と神田晃直前理事長からプルデンシャルリースを受けた川上さんは、青年会議所は1951年に戦後の焼け野原から日本の再建はわれわれ青年の仕事だと青年会議所が設立された経緯にふれ、「その創始の理念を来年も心に刻んでよりいっそうの活にまい進したい」とあいさつした。
野崎さんは「メンバーが元気にいきいき活動していくことが大切と考える」、熊倉さんは「監事の立場として今まで経験してきた役職、出向経験、多くの先輩から学んだことをふかん的立場で力添えしてきたい」と述べた。
前月の総会に続いてビデオ会議システムを導入し、ビデオ会議で出席の会員は、賛成はリモートで画面上で挙手した。ほかの議題は定款変更で、その内容も書面としていた総会の議決権に電磁的記録を加え、理事会も電磁的記録で意思表示できるようにした。
さらに月1回以上だった例会の開催は、「流行病しもしくは災害が発生した時は、その限りではない」という文言を加えるなど、活動の形式を「新しい生活様式」に対応する。