新潟県燕市の子ども活動支援体験センターの体験型プログラム「風の子くらぶ」の今年度前期の1回目が6月6日、燕市東町公園で開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため4月と5月の活動は中止せざる得ず、2カ月遅れでようやくスタートした。
燕市内の3年生以上の奨学生を対象に毎年、参加者を募って野外活動を中心に月1回から2回の活動を行っている。4月スタートの予定だったが、県内で感染者が続いていたため、5月まで中止。同時に積極的に参加者を募集しなかったため、参加を申し込んだのは過去に参加した子どもやそのきょうだいがほとんどで、男子10人、女子4人といつもの半分ほどにとどまった。
初日6日は午前は保護者を大書に事業や感染防止対策などを説明し、午後から活動した。7月の川遊び、8月の海遊びに向けて水難救助訓練を行った。敷いたビニールシートを川や水に見立て、ライフジャケットを装着しておぼれている役の子どもにロープや浮き輪を投げるなどした。
感染防止のため市内の小中学校は長く休校していたこともあってか、子どもたちはたびたびはしゃぎ過ぎて指導者のコーディネーターに注意されることもあったが、それも大して気にするようすもなく、さわやかな大木の木陰で笑顔いっぱいだった。
前期は11月まで。次回は6月27日に燕市分水地区でナイトウオークを行う。