見附市市民活動・ボランティア連絡協議会(佐野政秋会長)は、市内の幼児にマスクを届けようとマスクを募集するとともに、ボランティアが手作りマスクを製作している。
2歳未満のマスクは不要でかえって危険とされていることから、市内の年少か年長まで900人全員に1人1枚、できれば2枚をプレゼントするのが目標。ボランティアで製作した手作りマスクは、6月に入った時点ですでに500枚以上、集まった。
一方で見附市市民交流センター「ネーブルみつけ」の正面玄関を入ってすぐのところに幼児用マスクの寄付受け付け箱を設置し、6月30日まで寄付を受け付けている。4日には、わかば保育園でマスクの贈呈式も行っている。
連絡協議会では、コロナ禍に対応して何かできることはないかと考えた。一時、店頭から消えたマスクは今はどこでも手に入るようになっているが、幼児用の小さなマスクに限っては依然として入手が難しい。小中学校へはマスクの配布もあるので、入手できずに困っている保育園や幼稚園の子どもたちにマスクを贈ることにした。
手作りマスクは企業の検針器で針が残っていないか検品しているのは、ニットのまちの見附ならでは。さまざまな柄の生地を使ったマスクは子どもたちも喜んでくれるので、広く寄付を呼びかけている。