1泊最大5,000円を割り引く新潟県の「つなぐ、にいがた。」県民宿泊キャンペーンにあわせて弥彦村・弥彦温泉がさらに2,000円割り引きを上乗せしてキャッシュバックするダブル割の宿泊プランが大好評ですぐに完売したことから、10日から第2弾の追加販売を行う。
県は新型コロナウイルス感染症の影響による観光需要の落ち込みを支援しようと、6月1日から7月31日まで県内宿泊施設を利用する県民を対象に1人当たり10,000円以上の宿泊に対し最大5,000円を割り引く県民宿泊キャンペーンを行っている。
その宿泊先に弥彦温泉を選んでもらおうと、弥彦村、弥彦温泉観光旅館組合、弥彦観光協会の3者が拠出した400万円の予算で、「弥彦で泊まろう!!【新潟県民限定ダブル割キャッシュバック】プラン」を用意した。
県の5,000円割引クーポンを利用する宿泊客を対象に、さらにおとな1人につき2,000円をキャッシュバックすることで、合わせて1泊7,000円も安く宿泊できるというプランだ。
弥彦温泉の各宿泊施設に部屋数に応じて予算を案分し、6月1日から宿泊予約サイト「じゃらんnet」で5,000円割引クーポンの利用とあわせて予約開始すると、5日にはほとんどの宿泊施設で完売した。早いところでは翌2日にはほぼ完売したため、自腹で2,000円を負担して100人分をダブル割を実施した宿泊施設もあった。
予想以上に好評だったことから、今度は弥彦村だけで240万円の予算を用意して第2弾を企画した。1,200件分の2,000円キャッシュバックにあたる。7月末までの宿泊で利用できる。前回は宿泊予約サイト「じゃらんnet」でしか県の5,000円割引クーポンを利用できなかったが、10日からは「楽天トラベル」でも利用できる。
弥彦温泉観光旅館組合の神田雅仁組合長=お宿だいろく代表取締役=は、「自粛ムードのなかでこんなにみんな弥彦に泊まりにきてくれるんだと、うれしい反響」と喜ぶ一方、「まだまだ通常の泊まり客の数にはなっていないが、最善の衛生管理をしながら安心して宿泊していただけるよう願っている」話している。問い合わせは各宿泊施設へ。弥彦温泉観光旅館組合加盟旅館は次の通り。