新潟県三条市の保内公園で6月14日、ゲームやなぞなぞに挑戦しながら初夏の自然のなかをウオーキングする「チャレンジウォーク'20」が開かれ、37組の113人が参加した。
三条市主催で毎年恒例のイベント。新型コロナウイルス感染症に伴う自粛が長く続き、野外活動を渇望していたのか、参加者は昨年の22組、86人を大きく上回った。
グループは2人から5人。参加したのは親子がほとんどで、小学校4年生以上の子ども同士のグループもあり、子どもは園児から中学1年生までが参加した。
グループごとに時間をおいてスタートし、「社長が食べないマスカットは?」、「新型コロナウイルス感染予防のため2mの社会的距離を取ることを何という?」といった24のなぞなぞや2つのクイズに答え、ボールをバスケットに投げ入れたり、坂からボールを転がしてボウリングの要領でカラーコーンを倒すなど10のゲームに参加し、得点を競った。
ソーシャルディスタンスを確保し、ゲームで物をさわるときは手袋を着けて感染防止対策を徹底。熱中症の心配もあり、歩いているときはマスクをはずしてもいいことにしたが、習慣化しているからか半分ほどはマスクを着けたままだった。
夜は激しい雨が降ったが、イベント終わるころにぱらぱら雨が降り始めたていど何とか天気はもった。朝は日も差し、バラをはじめ初夏の花が咲き、緑に囲まれた園内を奥まで歩き、子どもたちの元気な声が響き、気持ちのいい汗を流していた。