新型コロナウイルス感染症に対する正しい知識を学ぼうと新潟県三条市内の日本料理店で構成する日本料理研究会三条支部(石橋昭尚支部長・会員32人)は6月16日、勉強会を開いた。
会員18人が参加し、三条市福祉保健部の担当者を講師に新型コロナウイルス感染症に関する基礎知識、市や新潟県が求める感染防止対策のガイドライン、市の感染症支援施策などについて話した。
さらに梨本商店株式会社(三条市西本成寺2)の梨本次郎社長が販売している亜塩素酸水のミストを放出して除菌する空間除菌デバイスを実演して紹介した。最近になって人体への影響が伝えられているが、実験結果から高い安全性や除菌効果が認められていることをデータを示して話した。
「感染症対策といっても、これまで具体例がよくわからなかった」と支部長の二洲楼社長の石橋昭尚さん(50)。団体客の予約も7月分から入るようになってきて、ようやく客が戻ってくる兆しが見えてきた。
「安全性やガイドラインがわかって皆さんにお知らせできるいい機会になったし、業界で共有していこうと思っている。今回の勉強をきっかけに皆さんの宣伝材料にもなるのでぜひ活用してもらえれば」と期待していた。