来年4月1日開学予定の新潟県三条市が設置する三条市立大学(仮称)大学の説明会が6月27日(土)、初めて建設地に隣接する三条看護・医療・歯科衛生専門学校を会場に開かれる。
午前10時から11時まで、11時から正午までの2回に分けて開き、各回定員20人。教員予定者が教育内容の特色や入試の概要などについて説明する。
三条市立大学は、設置認可申請中で2、3カ月後の認可を予定。定員80人の工学部技術・経営工学部を設置する4年制大学で、地元のものづくりの持続的発展への貢献を目指す。
大学説明会は毎月開いている。三条看護・医療・歯科衛生専門学校はことし4月に開校。その校舎につながるような形で三条市立大学が建設中で、周辺の環境も確認できることから専門学校での開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で専門学校でもリモート授業をしていた。
そのため三条東公民館に会場を変え、4月は12人、5月は10人の参加があった。5月25日に専門学校が登校を再開したことから、6月は初めて専門学校を会場に開く。大学の工事の進ちょく状況も外から確認でき、開学後の通学をイメージしやすいはずだ。
感染を防ぐため、入り口では検温を行って37.5度以上の発熱は参加を遠慮してもらい、手洗い、うがい、マスクなどの予防措置をする。問い合わせは高等教育機関設置推進室(電話:0256-34-5637)へ。