新潟県弥彦村の一般社団法人弥彦観光協会は、新型コロナウイルス感染防止のため休止している弥彦おもてなし広場の手湯と足湯、弥彦駅前広場の足湯「湯のわ」を7月1日、再開する。
両施設とも再開後の営業時間は午前9時半から午後4時半までで、利用定員を最大4人とする。施設は常に開放して換気し、利用前後の手指の消毒、マスクの着用、会話を控えることなど、感染防止に協力を求める。
弥彦村では5月25日の全国の緊急事態宣言が解除されたが、村内公共施設で新たな感染拡大やクラスターの発生が心配されたことは、全国ではなお新規感染者が確認され、収束の兆しが見られなかったため、7月31日まで村内公共施設の利用を休止する計画だった。
しかし、6月9日に新潟県が児童生徒が新型コロナウイルスに感染した場合の「小中学校の休業等の基準」を示し、児童生徒への学習の影響が最小限に抑えられることになったのあわせ、弥彦村でも公共施設の利用再開を前倒しして段階的に進めることにした。
また、新潟市西蒲区岩室温泉の新潟市岩室観光施設「いわむろや」も7月から足湯の利用再開を予定している。