新潟県加茂市の藤田明美市長は7月2日午前10時半から市役所で定例記者会見を行い、新型コロナウイルス感染症対策、メリア3階の取得、加茂文化会館の現状と課題、ジンロックフェスティバルの中止について話した。
新型コロナウイルス感染症対策
新型コロナウイルス感染症対策は、県内の感染が抑えられていることから、9月20日に延期しました成人式は、 予定通り実施するが、感染防止のため式典と記念撮影だけ行い、その後の立食パーティーは中止する。
9月22日の市民カラオケ大会、9月27日の市民芸能祭は感染症対策を実施して開催。市民カラオケ大会はマスクをはずすのはステージ上だけなので感染のリスクは低く、デュエットは禁止。マイクは使用後に消毒して使い回す。
毎年春に行っている大学生の就職ガイダンスは中止したが、夏休み前の高校生の求人説明会は、感染症対策を行って7月16日に加茂市産業センターで開催する。
また、加茂市が経費を出し、加茂商工会議所青年部が運営している加茂市内の飲食店を支援するクラウドファンディング事業「かもメシ応援プロジェクト」は、6月23日に始まってから7月1日までに185人から総額440万円の支援があった。当初の目標額200万円を超えているが7月17日まで引き続き20%のプレミアが付いた飲食チケットを購入できる。
他市と比較して設定した目標が金額だが、「大きく上回る支援で本当にありがたい」、「加茂商工会議所青年部の皆さんが一生懸命、力を入れて本当に多くの方に声をかけてくださったと思う」、「加茂市に多くの方がかかわることで加茂市の飲食店を応援していこうという機運になっているのがいちばんの意義」と話した。
メリア3階を取得
加茂駅前の商業施設「メリア」3階は、6月26日に消費税別1,000万円で取得した。1階で営業していたスーパー「サンゴマート」の破産で昨年7月1日から駅前にスーパーがなくなっていたが、代わりに入居した「リオンドール」がことし5月18日にオープンして駅前ににぎわいが戻ってきた。
1階と3階はサンゴマートが所有していたが、破産後は破産管財人の弁護士の管理となり、その後は1階を加茂ショッピングセンター協同組合が取得し、リオンドールに賃貸して出店が決まった。
さらに加茂駅東口側のにぎわいを創出するために加茂市が取得した。具体的な利活用は検討中だが、民間企業から一部を事務所として借りたいという話もある。国の社会資本整備交付金の活用を考えており、秋までにそのための計画を提出するため、それまでに活用方法を決める。
「人が集まれる施設にしたい」、「2階、1階にも影響があるように」、さらにメリアの外に出て加茂山公園、商店街、加茂山、加茂駅へも「人が出て行けるような施設にしたい」と話した。
加茂文化会館の現状と課題
加茂文化会館は開館から38年たち、照明や舞台装置の老朽化や大ホール客席の吊り天井の耐震化の必要があり、安全面や安定的な運営のため大規模な改修が必要で、改修には約17億円の費用が見込まれる。
今年度、「公共施設等更新計画」の策定を予定しており、文化会館も単独で考えずに、市全体の施設の状況を見て、大規模改修、リニューアル、複合施設化などを判断する。来年4月から休館を検討している。
ジンロックフェスティバル開催されず
2008年から毎年のように加茂山公園野外ステージを会場に開かれてきたジンロックフェスティバルは、主催のラジオ局「FM PORT」が6月30日で閉局したため、ことしは開催されない。最近は2,000人から2,400人の来場があった。