新潟県弥彦村は、うさぎ伝説に登場する「良幸餅(うさちもち)」をモチーフに生み出した新たなマスコットキャラクターの名前を公募した結果、最多得票の「ミコぴょん」に決めたと発表した。
名前は5つの候補を決め、「広報やひこ」6月号で公募し、6月26日まで観光商工課でメールかはがきで好きな名前を投票してもらった。その結果、得票の「ミコぴょん」の42票を最多に「うさちー」17票、「うさ玉」15票、「ひこ姫」12票、「弥彦みこと」2票の順となり、「ミコぴょん」に決定した。
村の分析では、「ミコぴょん」が1位になったのは、子どもの投票が「ミコぴょん」に集中し、高い子ども人気が得票を伸ばした。埼玉県、奈良県、京都府など県外からの投票もあり、弥彦村を応援するコメントともに投票したものもあった。
弥彦村では2015年からPRマスコットキャラクターとして「もち-うさぎ」が活躍していたが、18年4月で契約を終えて勇退。新たなキャラクター制作に取り組んだ。
弥彦村に人を引き寄せるという願いを込めて耳は人と人を結びつけるという意味の水引で表現する。首から鳥居を下げ、はっぴと、みこ風の2種類の衣装を用意し、いろいろなイベントに対応して活躍できるようにした。着替えるキャラクターは珍しい。