夏の猛暑に足元から涼を味わってもらおうと、新潟県燕市国上にある道の駅「国上」の建物裏手にある利用無料の足湯「酒呑童子の湯」は、7月21日(火)からこの夏も源泉かけ流しの「冷やし足湯」を始める。
「冷やし足湯」はことしで4年目。8月30日(日)まで休館日の月曜を除き、前日の予報で予想最高気温が28度以上の日に、冷やし足湯に変えて正確に言えば足湯ならぬ「足水」を提供する。
冷やし足湯は全国的にも珍しい。温泉というより暑い日に川や海に足を入れて涼んでいるような気分。汗をかいてでも熱い温泉をという人もいて賛否両論があるが、おおむね好評なことから継続して実施している。
源泉の温度は21度。熱い源泉の温度を下げて温泉に使っている所が多いが、酒呑童子の湯は温度が低いので逆に通常は加熱して使っているが、冷やし足湯は加熱せずにそのまま使える。
21度はぬるそうな気がするが、多くの人は予想以上に冷たいと感じる。今は梅雨寒が続いているが、夏本番の暑さが到来すれば涼を味わえるうれしいスポットになる。利用時間は午前10時から午後5時半まで。