自特定非営利活動法人ロボコンジャパン(丸山光博理事長・新潟県燕市白山町3)は、小学生が自分で組み立てたロボットで対戦する「ロボコンジャパンカップ」をことしは初めて「ステイホーム大会」として開くので、7月25日まで参加者を募集している。
小学生を対象に有線のコントローラーで操縦する市販のブルドーザーが型のキットを自分で作って1対1で対戦する大会。県内4会場で予選大会を開き、三条商工会議所で決勝大会を開いている。
しかし、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、参加者がリアルに一堂に会して大会を開くのは困難と判断した。中止も検討したが、世間ではイベントや地域の祭り、花火大会などが軒並み中止になり、子どもたちに少しでもかけがえのない思い出を残してほしいと形を変えてステイホーム大会として開くことにした。
参加者が自宅でそれぞれフィールドキットを組み立ててコースを作り、そのコースで実際にロボットを走らせたようすを動画で撮影して投稿してもらってとりまとめる在宅競技を企画した。
コースは畳2枚分ほどの大きさ。フィールドにある6個のピンポン玉をすくい、指定の場所に入れるタイムトライアル。競技のようすを撮影した動画は、8月7日(金)正午から9日(日)正午までにロボコンジャパンLINEにアップしてもらい、順位を決め、9月4日(金)にホームページで結果発表する。コースの組み立て型や競技動画の撮影方法は、YouTubeに動画をアップしてある。
昨年は予選大会を含めて約150人が参加している。ステイホーム大会は初めてなので、ことしの参加数はまったく読めないが、大勢の小学生の挑戦に期待している。
参加費はフィールドキットを含めて1,500円。ロボットの購入を希望する人は別に3,500円が必要。参加費の支払いは7月23日(木)と8月1日(土)のそれぞれ午前9時から正午まで三条商工会議所で受け付ける。問い合わせはロボコンジャパン(電話:050-5580-8195)へ。