新潟県三条地域振興局(吉田誠吾局長)は7月28日、道路除雪感謝状贈呈式を行い、長年にわたり管内で除雪作業に携わっている2人に感謝状を贈った。
除雪作業に長く従事し、除雪機械の運転などに必要に資格などを積極的に取得、高い技能力や無事故、現場で模範となっていることなどを選定基準に2017年から毎年、感謝状を贈呈している。
今回、感謝状を受けたのは、いずれも除雪作業に従事して21年になる小柳建設株式会社(三条市東三条1)の横田孝明さん(50)と株式会社吉田組(三条市荻堀)の渡辺敏昭さん(45)。吉田局長からそれぞれに感謝状を手渡した。
受賞した横田さんは「除雪作業は憎まれることはあっても、なかなか感謝されることはない。今後も住民の皆さんが喜ばれるような除雪をしていきたい」、渡辺さんは「これらも県民の皆さんに安心して通勤、通学できるように、事故を起こさないよう頑張っていきたい」とあいさつした。
吉田局長は「大きな交通混乱が発生した平成28年の大雪でも強い使命感をもって昼夜を問わず連日の除雪業務にあたっていただいたことに重ねてお礼申し上げる」とし、「今後とも皆さまの力をお貸しいただき、地域の安全安心の確保にご尽力いただくとともに、安定的で持続的な除雪体制の確保、またその卓越した除雪技術の伝承にも引き続きご尽力いただきたいと述べた。
新潟県建設業協会三条支部の小柳卓蔵支部長代理の外山敬副支部長は、除雪作業に携われるのも感謝の支えがあってこそで、「感謝状を自宅で飾られるよう当協会から額縁を寄贈させていただいた。ぜひともご自宅に飾っていただき、長年の社会貢献としての働きを家族とともにねぎらっていただきたい」と話した。