昨年12月に行われた新潟県燕市の婚活イベント「つばコン」で出会った2人が7月13日に結婚。それを祝ってイベントに会場を提供した燕市のツインバード工業(野水重明代表取締役社長・燕市吉田西太田)が27日、新婚夫婦にツインバードの家電一式をプレゼントした。
燕市は15年度からこれまで12回の「つばコン」を行い、男女880人が参加して91組のカップルが成立、11組が結婚している。今回、結婚したのは2人とも燕市在住だった41歳の夫と30歳の妻。27日は燕市役所で贈呈式を行い、ツインバード工業の野水社長が目録を贈呈し、ゴールインした2人に代わって鈴木力市長が受け取った。
贈呈したのは、冷蔵庫、オーブンレンジ、洗濯機、全自動コーヒーメカーの4点で、販売価格は合計で約20万円。すでに結婚した2人の家に商品を届けた。
ツインバード工業は、2017年にも同社を会場に開かれた県補助事業の婚活イベントで、野水社長の思いつきで成婚者に家電一式をプレゼントしている。それもあって今回も野水社長から成婚者へのプレゼントを申し出た。
野水社長は「燕市の白馬の王子様とプリセンスの出会いの場となったパーティーをツインバード本社で開催できたことをうれしく思う」、「ツインバードの家電製品とともに笑顔あふれる素敵な家庭をふたりで築いていただきたい」と結婚を祝福。鈴木市長は、結婚は「もしかしたらツインバードさんの家電をもらえるかもしれないというのがひとつの追い風になったのかもしれない」と善意に感謝した。