燕市職員互助会が事業中止で浮いた予算で児童館にマスク寄付 (2020.7.29)

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新潟県燕市の職員互助会(会長・鈴木力燕市長・会員621人)は、市内の児童クラブの児童と指導員全員に1人1枚ずつマスクをプレゼントしようと、29日の燕市立わか竹児童館を皮切りにマスクを届けた。

燕市職員互助会から寄付のマスクを着けた燕市立わか竹児童館の子どもたち
燕市職員互助会から寄付のマスクを着けた燕市立わか竹児童館の子どもたち

新型コロナウイルスの感染防止のため、予算化していた新潟県市スポーツ大会や夏まつりが軒並み中止になったこともあり、浮いた予算で互助会としても地元にために少しでも役に立てることはないかと、マスクのプレゼントを企画した。

マスクはミズノ製の洗って繰り返し使える水色のマスク「マウスカバー」。燕市のPRキャラクター「きららん」をプリントした特別版。対象は市内18の児童クラブと5つのなかまの会で、児童用Sサイズ1,650枚と指導員用150枚の計1,800枚を1枚930円で167万5千円を組合の予算で購入したが、事業に対して職員から合わせて18万4378円の寄付もあった。

燕市職員から児童一人ひとりにマスクを手渡す
燕市職員から児童一人ひとりにマスクを手渡す

わか竹児童館では職員から子どもたち一人ひとりにマスクを手渡し、子どもたちはさっそく装着。新品なのでにおいが強いという子どももいたが、きららんのイラストに「かわいい」と話す子どももいた。マスクは31日までに順に対象施設に配布する。


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