新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月8日から休館していた新潟県加茂市の市民福祉交流センター「加茂 美人の湯」が8月1日、116日ぶりに営業を再開。今年度中は週末の金曜から日曜と祝日に限定しての営業で、盆をはさむ7日から16日までは休まず営業する。
感染拡大防止のため3月3日から休館したあと4月1日にいったん再開したものの、4月7日に7都府県に緊急事態宣言が発令されたのに伴って翌8日から休館してきた。
再開に当たってはカウンターに飛沫防止シートを設置、来館者の検温、館内の消毒、来館者のマスク着用など感染防止対策を徹底。また、JR加茂駅を経由して市役所と結ぶ無料シャトルバスは大幅に減便し、美人の湯を経由する市民バスも減便した。
利用料金がおとなで800円から600円に下がる午後5時以降の来館が多い。再開初日の1日は午後2時半までの来館者が66人。同センターによると新型コロナウイルス以前の半分ほどの静かなスタートだった。
休館中も再開の時期についての問い合わせがあった。ふだんは市内と市外がほぼ半々だが、初日は市外の方が多かった。それも常連客が多く、「開館を待ってましたと言ってくれる人が多かった」と職員も再開に笑顔だった。