相次ぐイベント中止にせめてもと企画した栃尾の「七夕まつり」も中止に (2020.8.7)

新潟県が8月7日、長岡市に帰省した東京都在住の10代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表したのを受け、10日に長岡市栃尾地区で開かれる予定だった「夏だ!!栃尾の七夕まつり」も中止に追い込まれた。

とちパルにぎわい広場で行われていた七夕飾りの製作

新型コロナウイルスの影響で栃尾地区で毎年行われているイベントが次々と中止になるなか、少しでも子どもたちに楽しんでもらえたらと栃尾観光協会が主催し、とちおにぎわい委員会など地元団体の協力で計画した。

栃尾地域の情報発信基地「とちパル」裏手のにぎわい広場を会場に飲食コーナーやフリーマーケット、ゲームコーナー、落語の会談話などを内容に、混雑しないようPRはほどほどに来場者にはマスク着用を求め、検温、手指消毒、連絡先の記入など感染防止対策を徹底して行うことにしていた。

雁木通りを彩る七夕飾り

しかし市内で感染者が発生したことで、7日夕方になって中止を決定。栃尾では七夕を月遅れて行う習慣があり、商店街を雁木通りを七夕飾りが彩っている。7日の日中は会場で七夕飾りの製作も行われていたが、せっかくの努力も新型コロナウイルスにはばまれた。