道の駅「燕三条地場産センター」(新潟県三条市須頃)では、8月8日(土)から16日(日)まで「お盆フェア」を開くの前に7日、赤外線で体温を測定するサーマルカメラを導入した。
※動画は動作チェックのために設定温度を低く設定
昨年のお盆フェアは9日間で約2万1千人が来場するにぎわいだった。ことしは新型コロナウイルス感染防止対策を徹底。規模を小さくして来場者を抑制し、体験イベントをやめて接触感染を防止するとともに、来場者にはマスクの着用を求め、検温、手洗い消毒、混雑時の入場制限、社会的距離の確保を実施する。
検温については、額などに当てて測定する非接触型の体温計を使うのが一般的だが、来場者が多い時間帯は計測に1人数秒かかるので、検温待ちの行列ができる可能性がある。速やかな検温で混雑が発生しないようにとサーマルカメラを導入した。
サーマルカメラは入り口に設置し、来場者を写した映像をパソコンに表示し、リアルタイムで体温を表示する。設定した体温37.5度を超えると顔に赤い四角い枠を表示するとともに「体温異常」と音声が流れ、カメラの内臓ライトが点滅する。職員が常駐し、体温異常の場合はあらためて非接触型体温で測定し、37.5度以上なら入場できない。
県央地域では、サーマルカメラの設置はおそらく初めて。スムーズな入場と感染防止の効果に期待している。お盆フェアは毎日午前9時半から午後5時半まで。問い合わせは道の駅「燕三条地場産センター」(電話:0256-32-2311)へ。