毎年、ツバメが巣作りをしている新潟県加茂市の市立図書館(細貝秀樹館長)で、ことしは盆になってもツバメが巣立たず、職員などは気をもんでいる。
ツバメが巣をつくているのは、図書館正面にある太い円形の柱の裏側。例年は梅雨前には巣立つが8月14日になっても3羽の子どもが居座っている。
もう体の大きさは親とほとんど変わらない。コロナ渦の巣ごもり生活にならったわけではないだろうが、親は忙しそうにせっせと虫を運び、子どもたち大きな口を開いてえさをねだっている。
巣の中で体を寄せ合う3羽の子どもは、見ている方が暑くなりそう。熱中症になりはしないかと心配で、まだか、まだかと巣立ちを待っている。