燕市の感染患者の濃厚接触者の三条市と燕市の2人の感染を確認 (2020.8.19)

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新潟県は19日、三条市、燕市、長岡市で1人ずつ、計3人の新たに新型ウイルス感染が確認されたと発表した。三条市と燕市の2人は、前日18日に感染がわかった医療機関職員の燕市の20代男性の濃厚接触者。これで県内の感染確認は135人になった。

三条市で感染がわかったのは、医療機関職員の40代女性。19日のPCR検査で陽性とわかった。燕市で感染が確認されたのは会社員の50代男性。18日に検体を採取し、19日に陽性とわかった。

長岡市で感染がわかったのは、東京都から見附市に帰省した20代男性で職業は調査中。13日に帰省し、この日に発熱。いったん平熱に戻ったが15日に再び発熱。17日に医療機関を受診し、翌18日に帰国者・接触者相談センターに相談し、検体を採取。肺炎の所見があり、19日の検査で陽性とわかった。

三条市では、児童生徒や教職員で感染や濃厚接触が確認された場合は14日間の出席停止、感染が確認されたら学年閉鎖を基本に複数の感染が者が出たら臨時休業する場合もある。燕市の鈴木力市長は前日18日に続いてメッセージを発表した。

メッセージでは、18日の燕市の感染患者が今回の調査で8月14日に燕市分水総合体育館を利用していたことが発表されたが、施設の消毒、換気などの感染防止対策を徹底しているので、過度に心配することはないとしている。メッセージ全文は次の通り。

鈴木力燕市長のメッセージ全文

本日(8月19日 水曜 )、燕市内で3例目となる新型コロナウイルス感染者が確認されました。昨日に陽性が判明した方の濃厚接触者で、50歳代の男性です。

現在、新潟県において、さらなる濃厚接触者の把握及び行動調査を行っているとのことです。

なお、今回の調査において、昨日感染が確認された方が、8月14日 金曜 に分水総合体育館を使用されていたと発表されましたが、施設の消毒・換気などの感染防止対策を徹底しておりますので、今後も過度に心配することなくご使用いただければと思います。

このたび、続けて市内で感染者が確認されたことや、感染者の感染経路が特定されていないことなどから、市民の皆様におかれましては、大変不安なお気持ちであることと思いますが、引き続き冷静な行動を心掛けていただきたいと思います。

特に、人権の尊重と個人情報の保護に配慮し、感染された方やそのご家族に対して詮索や誹謗中傷などの行動は厳に慎むようあらためてお願いいたします。

市民の皆様におかれましては、感染防止対策を徹底するとともに、昨日発出したメッセージのとおり、体調に不安のある方は、帰国者・接触者相談センターへのご相談をお願いいたします。

引き続き、ご自身はもとより、大切な人の命を守るため、ご理解とご協力をお願いいたします。

令和2年8月19日              

燕市長 鈴 木   力


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