昨年はコシヒカリの1等米比率が県内で最下位の5%だった弥彦村で、ことしこそは豊作をと19日、初めての豊作祈願祭が行われた。
弥彦村大戸地内の田んぼに祭場を設営。小林豊彦村長をはじめ生産者など関係者10人が参列し、弥彦神社の神職が神事を行って弥彦村のブランド米「伊彌彦米」と収穫の真っただ中のエダマメの豊作を祈った。
昨年は記録的な高温の影響で県内のコメの品質低下も記録的だった。2年連続の品質低下はなんとして回避しなければと小林村長の提案もあって初めて行われた。
小林村長は「ことしの盆は気温が40度を超えず、ふつうの暑さだったから大丈夫と思う」と順調な生育に自信。「伊彌彦米」は、弥彦村のふるさと納税の返礼品として圧倒的な人気で、「伊彌彦米」が寄付の増加を牽引してくれることにも期待している。