新潟県三条市の国定勇人市長は9月3日、定例記者会見を行い、ことしは動画配信で行われる「燕三条 工場の祭典」や保内三王山古墳群の散策路の公開など9項目を発表した。
記者からの質問で安倍晋三首相が8月28日に辞任を発表したことについては、「晴天の霹靂(へきれき)で、驚いたというのが率直な感想」と国定市長。「一国民として首相の職務に対する情熱とこれまで果たされた8年弱の尽力に心からの感謝と心から敬意を表したい」とし、早期の衆院解散も予想されるなか、自身の辞任についてはこれまで通り変わらない考えを述べた。
新潟4区の菊田真紀子衆院議員が合流新党に入党したことについては、菊田氏は以前から新党入党の考えを明らかにしていたことから「特段の驚きもない」。自民党総裁戦の手法については「広く情報発信されることで一人ひとりの自民党員が投票を通じて意見の総和を図る仕組みもできているので、今回の進め方はこれはこれでやり方としてはありと思う」と話した。
また、総裁戦候補の3人とも地方に力を入れる考えを示しており、「一定の安心感をもっている」とした。発表項目は次の通り。