9月21日(月)から30日(水)までの秋の全国交通安全運動の啓発行事として新潟県警燕署(根立一成署長)は9月15日、出発式と特別街頭指導を行って交通事故防止に向けて気を引き締めた。
出発式は午前10時から燕署前駐車場で行い、交通機動隊員や燕署員、新潟レスキューバイク隊県央隊、交通安全ボランティアら約30人が参加し、燕市観光PRキャラクター「きららん」も応援に駆けつけた。
根立署長は、燕市はことしに入って交通死亡事故ゼロを継続中なのは関係者の「日ごろからの活動の成果のあらわれ」と感謝。しかし、県内の交通事故による死者は昨年同期より11人減っているものの43人の尊い命が失われているとし、「交通マナー、交通ルールを守るのが何よりの対策」といっそうの協力を呼びかけた。
このあと近くのスーパー「原信吉田店」へ移動して店頭で特別街頭指導を行い、約20人が参加して交通事故防止を呼びかける啓発グッズ150セットとあわせて防犯の啓発グッズ150セットを来店客に配布した。
運動の重点は、子どもをはじめとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保、高齢運転者等の安全運転の励行、夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止。
燕署では運動にあわせてこれまで高齢者対象のドライビングスクールを行ってきたが、新型コロナウイルス感染防止のためことしは行わない。日程は決まっていないが、分水地区でのちらし配りなどを検討している。