新潟県三条市神明町の神明宮(三上行雄宮司)で9月21日を宵宮、30日を本祭に秋季例大祭が行われており、新型コロナウイルスが落ち着いたので奉納神楽も本来の形に戻した。
ことしの春季例大祭は4月28、29日の2日間の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大のため延期。5月15日、16日に延期したが、一ノ木戸神明宮三条神楽保存会(笹川浩志会長)による神楽の奉納は稚児舞をとりやめ、大幅に規模を縮小した。
今回の宵宮は午後6時半から神楽殿で稚児舞を含めて9舞を舞った。早めに終わるように1舞だけ減らしたとはいえ、ほぼフルスペック。涼しい夜風が気持ち良く、感染防止のため関係者だけに限定した拝殿では稚児の保護者などが見学し、境内では20人ほどが舞を鑑賞していた。
稚児舞は1年ぶりのこともあって危なっかしさもあり、ところどころで指導の声がとぶこともあったが、やりきっていた。本祭の22日の神楽舞は、午後1時から10舞、午後6時から4舞が奉納される。