新潟県燕市の分水地区と燕地区の金工作家で1986年に結成された勉強会「水燕鎚工会(すいえんついこうかい)」の作品展が9月23日(水)まで新潟市南区西白根のギャラリー「夢のくら」で開かれている。
地元の燕市産業史料館で毎年、水燕鎚工会の作品展が開かれている。ことしも2月7日から3月15日まで企画されたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため途中で史料館が閉館したり、作品解説会が中止になったりと不完全な形だった。
そのリベンジの意味も込めて会場を変えて水燕鎚工会展として開いているもの。会員の燕市の石高靖男さん、岡本秀雄さん、高橋純一さん、細野五郎さん、三条市の椛澤伸治さん、新潟市の早川常美さんが制作した合わせて約160点を展示している。
茶に関連した茶入れ、花入れ、急須、茶筒、水指をはじめ、アクセサリー、オブジェなど幅広い作品が並ぶ。4連休中の21日はそれぞれの作家のファンなどが来場してにぎわっていた。
午前10時から午後5時まで開場、問い合わせはギャラリー「夢のくら」(電話:025-372-3625)へ。