次期衆院選に出馬予定の新潟県三条市の国定勇人市長は9月25日、佐藤和雄市議会議長に退職を申し出てから、9月定例会最終日の本会議で退任のあいさつを行ったあと、記者会見した。
この日は三条市始まって以来かと思うほど、報道関係者が30人ほどが訪れた。国定市長はこれまでの記者会見になく、穏やかで肩の力の抜けた対応で記者の質問に答えた。
衆院選は「地道な活動のスピード感を速めていくのがわたしに残された唯一の道」。新潟四区の菊田真紀子衆院議員についての質問には、比較ではないと前置きして「ひとつひとつの課題をどうやって政策的に解決するべきか、その政策をどうやって解決していくべきなのか、どうやってというのは、いくら頭のなかで考えた政策も実現をしていくためにはHOWが必要なわけで、要はどの関係者に話をもっていったほうがいいのか、あるいはどの機関の機関決定が必要になるのか、そこの機関決定に対してどうアプローチをしていくのかについては、まさに私は現場でやり続けてきた」とし、「私自身もそういうことについてはしっかり取り組んできた、いささかの自負をもっている」と話した。