新潟県燕市で生まれたと言われる鬼「酒呑童子(しゅてんどうじ)」の伝説にちなんだ「第16回 越後くがみ山 酒呑童子行列」が9月27日(日)午前10時から午後3時まで燕市国上、道の駅「国上」周辺を会場に行われるが、天気予報は雨のため規模が縮小される見込みだ。
酒呑童子は、丹波国の大江山などに住んで大暴れし、源頼光に成敗されたとされる鬼。燕市分水地区の砂子塚で生まれたという伝説がある。それにちなんで毎年、行われている。
これに先立って9月13日に燕市交通公園とこどもの森、20日に吉田ふれあい広場を会場に「おにフェス」が開かれ、酒呑童子行列でハイライトを迎える。
午前11時から分水太鼓演奏、午後1時から国上寺住職による心願成就の祈とうと酒呑童子率いる最強軍団登場による行列が行われる。新型コロナウイルス感染防止のため、ことしは行列の一般参加はない。
会場には飲食関連の約10店舗が出店。燕三条FM名物パーソナリティのさとちん、20日のおにフェスにも登場した京都の妖怪藝術団体「百妖箱」から4人の妖怪、燕市の「きららん」と柏崎の「えちゴン」のゆるキャラも参加し、高校生がボランティアで協力する。
ただ、予報では雨が降るのはほぼ確実。雨なら分水太鼓とゆるキャラは登場しない。風雨が強ければイベント全体が中止になる場合もある。