新潟市を全国各地でPRし、市民外交シンボルとして新潟市のイメージアップを図る「にいがた観光親善大使」3人のうちのひとりに三条市出身の木村莉子(きむら りこ)さん(20)が選ばれた。
第11代のにいがた観光親善大使で、任期は10月1日から来年9月30日までの1年間。木村さんは3人のにいがた観光親善大使のセンターに立つ。2年前にも三条市出身の女性がにいがた観光親善大使に就いている。
木村さんは新潟公式観光情報サイトの自己紹介で「『新潟に行きたいね』と1人でも多くの人に仰っていただけるように尽力いたします」と書いた。下田地区出身のこともあり、「おススメの土産」として下田産のサツマイモでつくった焼酎「五輪峠」と笹(ささ)団子をあげている。
木村さんは県立燕中等教育学校を卒業し、今は新潟大学工学部2年。大学生になって文科省が展開する留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」で奨学金を受けて8カ月間、アメリカ、カナダドイツ、スイス、イタリア、カンボジアに留学した。
中等教育学校時代から燕市のまちづくり事業に参加したり、県内の高校生団体で所属したりと積極的に活動してきた。木村さんは「新潟についていろんな勉強してもっと新潟の良さを知って発信する立場になりたい」と応募したと言う。
にいがた観光親善大使は毎年70件ほどの活動があるが、コロナ禍で活動は制限されそう。「県外の物産展に出ることもあるので、あわせて三条市、下田の宣伝もできたらいいなと思っています」と話している。
また、新潟大学で開催中のミスコンにもエントリーしている。