JAにいがた南蒲(吉田文彦経営管理委員会会長・新潟県三条市興野3)は同JAのブランド米「南蒲突破米」の発売日の8日、秋季北信越地区高校野球大会に2年連続出場する加茂市・加茂暁星高校(西村香介校長)の硬式野球部に南蒲突破米60kgとナシ「新高」50kgをプレゼントして激励した。
体育館に硬式野球部の部員が集まり、高山栄代表理事理事長から主将の2年椿大雅遊撃手(五泉北中)にコメとナシを手渡した。
難関突破米はことしで7年目になり、コメは特別栽培米のコシヒカリで粒の大きなものを選別し、ふるいにかけれられても「落ちなかった」と合格祈願にかけて毎年、管内の中学生にもプレゼントしている。
5日に加茂市の青海神社で合格を願う祈とうが行われ、南蒲突破米発売日の10月8日はごろ合わせで「トッパの日」とげんを担ぎ、野球部を激励しようとこの日にあわせて寄付した。
高山代表理事理事長は県大会決勝での劇的なサヨナラ勝ちを取りあげ、「自分たちの力を信じて一瞬一瞬、ひとつひとつのプレーを大事にし、自信と誇りをもって皆さんの青春の1ページに刻みつけてきてほしい」とエールを送った。
椿主将は「このような地元の応援を力に変えて精いっぱい、一戦一戦、戦ってきたいと思います。応援よろしくお願いします」と寄付に感謝した。また昨年は県大会で3位通過だったが、「優勝して差し入れなどをもらって優勝した実感がわきます」と喜んだ。
加茂暁星高校は先の県大会で初優勝。北信越大会は富山県で10日に開幕し、北陸6県から各県3校の18校がトーナメントで競う。加茂暁星高校は新潟1位で出場し、初戦は初日10日午前9時から富山市民球場で長野3位の都市大塩尻と対戦する。