新型コロナウイルスの感染防止のため親元を離れて暮らす学生に応援物資を届ける新潟県燕市の事業で10月13日、応募のあった271人に市内で栽培された新米コシヒカリ5kgと南蛮みそ150gを発送。引き続き希望者を募集している。
コシヒカリのコメ袋には、生産者の顔写真付きの紹介と生産者の応援メッセージを撮影したYouTube動画にリンクしているQRコードを印刷した紙を張り、生産者からの気持ちも届ける。10月12日、13日と箱詰め作業を行い、発送した。
先に燕市の有志が企業や個人に寄付を募って学生にコメや背脂ラーメンを送付する事業を行い、神対応などと全国の称賛を集めた。今回は燕市の新型コロナウイルス感染症緊急対策第3弾の取り組みのひとつとして行い、費用は燕市が負担する。
今回はシリーズでさらに11月中旬、12月中旬にも応援物資を発送する。ただ、これまで500人を超す希望者があったのに、今回はまだ300人に届いていない。今回の取り組みを知らない学生が多いと思われ、これから応募した人にも発送するので燕市では応募を呼びかけている。
対象は親元を離れて暮らしている燕市出身の大学生など(大学、短期大学、大学院、高等専門学校4・5年、専門学校生)で、親元を離れていれば住所は県内外を問わない。現在、実家(保護者の住まい)が燕市にあり、発送時に物資の受け取りが可能な人。希望する人は応募フォーム「東京つばめいと「ふるさと燕」応援物資」から必ず学生本人が申し込む。