10月17日(土)から20日(火)までの4日間、三条市体育文化会館で新型コロナウイルスの感染防止にあわせた新しい形で第16回三条市美術展(市展)が開かれ、入選以上の公募作品238点とと特別出品87点の計325点がアリーナに一堂に並ぶ。
公募作品は日本画24(昨年30)、洋画64(同69)、彫刻13(同17)、工芸29(同35)、書道48(同56)、写真76(同93)の6部門の計254点。そのうち入選以上の238点を展示。加えて審査員6、運営委員17、特別出品者33、無鑑査31の特別出品計87点の合わせて325点が展示される。
応募作品数は昨年の300点を15%以上も少なく、6部門すべてで昨年を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大で家で過ごす時間が増え、創作に充てる時間も増えて応募も増えるのではという期待もあったが、それよりも芸術に関する教室やサークルの休止が相次ぎ、創作意欲をそがれ、創作時間も減ったようだ。
また感染防止のため初日恒例の開場式と作品鑑賞会は中止。前回は昨年12月に開館した三条市体育文化会館を初めて会場にことし1月に開かれ、過去最多の7,773人もの来場者を集めたが、ことしはそれをかなり下回る可能性が高い。
17日(土)と19日(月)は午前9時から午後6時まで、18日(日)は午後9時まで、20日(火)は午後4時まで開かれる。入場無料。