新潟県三条市の市長選(11月1日告示・8日)を前に一般社団法人燕三条青年会議所(知野学理事長)は、10月29日(木)午後7時から三条市総合福祉センターで市長選立候補予定者公開討論会を開き、名古屋豊氏(47)と滝沢亮氏(34)の2人の立候補予定者を迎え、リアルだけでなくオンラインでも討論会の模様を配信する。
自己紹介に始まり、燕三条青年会議所が考えた質問が3つ、燕三条青年会議所のフェイスブックページで募集している「公開討論会 事前市民アンケート」で市民から要望の多かった質問の上位2問、最後に全体を通しての質疑を行う。
質問は立候補予定者に事前に通知し、それぞれ質問について答えたあと、互いに質問をぶつけて答えてもらう。公開討論会は来場して聞くことができるのに加え、今回は新型コロナウイルスの感染防止対策として一般的になったリモートも活用。YouTubeによるライブ配信も行い、自宅にいながらリアルタイムで討論会のようすをつぶさに見ることができ。1時間で終わる。
青年会議所主催の市長選の公開討論会は、1989年に当時の燕青年会議所が燕市長選で開いて以来、全国の青年会議所でも行われるようになったと言う。燕、三条の2つの青年会議所が燕三条青年会議所に統合されてからは、1999年の三条市長選から行っている。
その後、県議選や衆院選でも行うようになり、最新では2019年3月に県議選の立候補予定者を招いて県議選の公開討論会を行った。選挙の燕三条青年会議所は公開討論会の流れが必然で、今回も検討するまでもなく公開討論会を開催することになった。
公開討論会の結城義博事務局長は「さまざまな課題を決める重要な選挙。有意義な投票ができる選挙となるよう来場、ライブ配信の視聴してほしい」と呼びかけている。会場は先着順で定員250人、入場無料。