越後一宮の弥彦神社や弥彦温泉で知られる新潟県を代表する観光地の弥彦村を題材とした公募展「第18回弥彦を描く」が10月25日から11月1日まで弥彦村総合コミュニティセンターで開かれている。
弥彦村などが主催し、弥彦村総合コミュニティセンターを会場に入賞、入選した日本画24点、洋画61点の2部門で85点とあわせて審査員7点、招待8点の計100点を展示している。
「弥彦を描く」への出品につなげてもらおうと毎年春に写生会が開かれている。ことしも4月に開催予定だったが新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止した。
それも影響したのか展示していいる公募作品は、昨年と比べて日本画は7点、洋画は15点の22点少ないが、村民に限らず県内から幅広く応募された力作が並んでいる。
審査では2部門とも弥彦大賞、準弥彦大賞、奨励賞、新潟日報美術振興賞、彌彦神社賞を奨励賞が2点のほかは1点ずつ、6点を決めた。毎日午前9時半から午後4時まで開場し、入場無料。入賞作品は次の通り。敬称略。
【日本画】
■弥彦大賞「雨あがり」尾崎洋子(三条市)
■準弥彦大賞「愁景」倉部光行(柏崎市)
■奨励賞
「文化財「旧鈴木家住宅」」圓山文史朗(新潟市秋葉区)
「護」宮島朋明(見附市)
■新潟日報美術振興賞
「御神鹿」渡辺達也(新潟市西蒲区)
■彌彦神社賞
「佳き日」斉藤圭子(新潟市秋葉区)
【洋画】
■弥彦大賞「もみじ谷」斉藤純男(燕市)
■準弥彦大賞「五月のはざ木」野川彰夫(新潟市南区)
■奨励賞
「守る」倉部光行(柏崎市)
「しにせ」菅谷内修(弥彦村)
■新潟日報美術振興賞
「弥彦浪漫」河野昭信(新潟市江南区)
■彌彦神社賞