旧三条市から数えて63年ぶりの市議選無投票 早くも1年半後の次の市議選を見据えて (2020.11.1)

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新潟県三条市で市議補選(欠員4)は、告示された11月1日、4人の立候補届け出しかなく、無投票で4人の当選が決まった。市議選が無投票となったのは旧三条市から数えて1957年(昭和32)1月21日執行の補選以来63年ぶりだった。

白鳥賢氏(49) 藤家貴之氏(41) 内山信一氏(72) 岡本康佑氏(37)
白鳥賢氏(49) 藤家貴之氏(41) 内山信一氏(72) 岡本康佑氏(37)

当選が決まったのは、いずれも無所属新人の白鳥賢氏(49)、藤家貴之氏(41)、内山信一氏(72)、岡本康佑氏(37)。三条市選挙管理委員会の記録では、2005年の合併以来、市議選が無投票になったのは初めてで、旧三条市では1955年の市議選と57年の補選の2回、無投票があり、今回はそれ以来の無投票となった。

白鳥氏の選挙事務所ではそろいの白いパーカーを着た支持者10人近くが集まり、立候補の受け付けが終わる午後5時になったところで三条市選挙管理委員会に電話で無投票となったことを確認。「やるかね、じゃあ」と簡当選を祝った。

だるまに目を入れる白鳥氏
だるまに目を入れる白鳥氏

支持者から白鳥氏に花束を渡した。2022年4月の次の市議選まで1年間。白鳥氏は「選対が後援会そのままなので、このまま戦時体制のまま次の選挙までまい進ししていく。今後ますます一緒に走っていきましょう」とあいさつし、だるまに目を入れた。

一本締めのあと白鳥氏は万歳しないつもりだったが、万歳をしたいという声に応えて万歳三唱した。

白鳥氏の選挙事務所で万歳三唱
白鳥氏の選挙事務所で万歳三唱

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