10月14日から23日までの10日間、インターネットを調査が行われたもので、有効回答数は246だった。
三条市長選挙から私たちのまちの未来を考えるための市民アンケート。集計結果と石本貴之実行委員長の総評は次の通り。
【集計結果】三条市長選挙から私たちのまちの未来を考えるための市民アンケート
【総評】石本貴之実行委員長
回答者の75%が20代から40代だったことも大きな要因だと思われるが、アンケート結果からは、人口減少対策や子育て支援・子どもの学習環境の充実を求める声が多かった。特に子育て支援の充実に対しては、隣接する市との比較を持ち出されているコメントが多く見られ、人口減少(少子化含む)の要因の1つとして捉えられているように思える。
また、全世代共通していることとして、交通状況の改善を求める声が多いが、それとともに、市民参加や市民の声を聞くことに対する不満が高い点に着目したい。
この点は、自分たちのニーズが置き去りにされている、市政に関わりを持てていないと感じている市民が多いことを表しており、「住民参加のはしご」における形式的な参加のみしか満たされておらず、市民が政策に参画、協働していると感じられていない状況があるのだろう。
新たな市長に選ばれる方には、今回、子育て支援の充実等のニーズとして見えてきたことに対して、市民の参加する権利を保証し、市民の力を生かす市政を期待したい。