新型コロナウイルスの感染防止のため親元を離れて暮らす学生に応援物資を届ける新潟県燕市の事業の2回目として11月18日、地元名店の「ご飯に合うおかずセット」の箱詰め作業が行われた。
民間主導でコメやラーメンを学生に応援物資を届ける取り組みがあったが、それに代わって今度は燕市の新型コロナウイルス感染症緊急対策第3弾「11Again」の対策のひとつとして取り組んでいる。
1回目は新米コシヒカリ5kgと南蛮みそ150gを発送し、今回はその2回目。燕市から依頼したラーメン店「麺's 冨志(めんずふうし)」の「角煮麻婆のもと」と日本料理「明治屋」の「鮭の焼き付け」の真空パックと、「小杉農園」のナシ「新興」2個をセットにし、それぞれからのメッセージを添えて箱詰めした。「角煮麻婆のもと」は湯煎(ゆせん)してそのまま食べられるし、トマトや豆腐を加えてもいい。
希望者を対象に送付しており、今回は11月11日現在で383人の申し込みを受け付けている。18日は株式会社新越ワークスでローラーコンベアを使って段ボール箱を流しながら箱詰めした。12月上旬にも3回目の物資を送付する。
対象は親元を離れて暮らしている燕市出身の大学生など(大学、短期大学、大学院、高等専門学校4・5年、専門学校生)で、親元を離れていれば住所は県内外を問わない。現在、実家(保護者の住まい)が燕市にあり、発送時に物資の受け取りが可能な人。希望する人は応募フォーム「東京つばめいと「ふるさと燕」応援物資」から必ず学生本人が申し込む。これから応募しても1回目と2回目の分も発送する。