ことし7月から燕市で運営している県央地域PCRセンターを移転、拡充し、12月7日から三条市に県央地域外来・検査センターを開設し、新型コロナウイルスのPCR検査に加え、オンライン診察とインフルエンザ検査ができるようになる。
三条市、加茂市、燕市、見附市、弥彦村、田上町の医療機関を受診し、医師の紹介を受けた人が利用できる。最初は1日10人ほどを診療し、1日最大15人を想定している。
ドライブスルー形式で、車内からスマートフォンを使って医師と接触せずにオンライン診察を受けることができる。その後、新型コロナウイルスのPCR検査とインフルエンザの検査を受けられる。
インフルエンザなら5分ほどで結果がわかる。これまでの県央地域PCRセンターでは、356件の検体を採取した。3日は現地で開所式を行い、三条市医師会の水野春芳会長は「有効に地域で活用し、早期の発見と感染拡大予防に努めたい」と期待した。