道の駅「燕三条地場産センター」(新潟県三条市須頃)で12月4日(金)から6日(日)までの3日間、年末恒例の「燕三条じばさん感謝祭2020」が開かれており、北海道味覚市をはじめ5、6日は燕三条直販コーナーや包丁研ぎ、まな板削り、ものづくり体験なども用意して来場を待つ。
北海道の海の幸を目当てに訪れる人が多く、ことしは13業者が出店。これまで旭川を中心に出店していたが、ことしは小樽の業者を増やし、目新しい商品が並んでいる。
初日4日はランチタイムになると海産物を売る店がにぎわい、海鮮の弁当やラーメンを販売する店は行列ができる人気。初日だけ午前9時半から先着100人にプレゼントした薄皮大福は、配布開始前に行列が100人に達するなど、幸先のいい出足だった。
さらに全国から15の地場産センターが出店し、うまいもの市に県内外から19業者が出店している。
4日は会場の右半分しか使っていないが、5、6日は左半分を含む会場全体をフルに使う。2日間とも午前10時からもつ煮、11時から愛媛の蛇口からみかんジュースをそれぞれ先着100人にプレゼントする。
燕三条直販コーナーで燕三条地域の15業者が刃物、理美容、工具、キッチンなどに関連した商品を直販価格で販売する。
恒例の包丁研ぎは1人2丁まで、1日500丁を1丁800円からで受け付ける。まな板削りは1日50枚限定で片面500円から受け付ける。ものづくり体験として、木の葉のの箸置きづくり(体験料800円)、スプーン磨き(体験料300円)、和釘製作体験(1,000円)、銅製タンブラー鎚目入れ体験(体験料2,200円)の4種類が体験できる。
鉋削りコンテストでは、参加費無料でかんなで薄く削れた人に賞品をプレゼント。道の駅コーナーには県内中心に7駅が出店。近隣観光協会PRコーナーもあり、盛りだくさんの内容だ。
年末の感謝祭は毎年延べ1万5千人前後の来場者がある。今回は新型コロナウイルスの感染が再び拡大中だが、マスクの着用、検温、手洗い消毒、混雑時の入場制限、社会的距離の確保など感染防止対策を徹底して来場を待っている。
午前9時半から午後5時まで開場、6日は午後4時まで。入場無料。問い合わせは燕三条地場産センター物産観光・施設課(電話:0256-32-2311)へ。