次期衆院選に新潟4区から立候補を予定する国定勇人氏(48)の総決起大会「この地に尽くす!」が13日、燕三条地場産業振興センターで開かれ、自民党の二階俊博幹事長が激励に訪れ、感染防止のため会場の収容人数の半分750人が出席した。
二階氏は、国定氏の新潟市秋葉区で総決起集会、三条市での政治パーティーの講演にも出席するために体験した。二階氏は、政治はひとりの力だけではできず、みんなの力、周囲の人が本人と一緒の気持ちになって立ち上がる必要があるとした。
さらに「あとはわたしどもがきょう東京から来ている仲間と一緒になって本人を皆さんの前で約束したことだからしっかりお支えして一緒になって伴走する、一緒になって手をつないで力を尽くす」、「皆さんの力を本人に貸してやってください。何倍にも成長してまた皆さんの前に来る日があると思う。力強い支援を心からお願い申し上げる」と求めた。
10月15日に三条市長を4期14年で辞職し、20日に自民党県連衆院4区支部長に就いた国定市長は、市長職を辞して以来、4区内の訪問を繰り返しているが、挑戦者にもかかわらず訪問先で「こちらこそよろしくお願いします」と言われることにふれ、「皆さんの心の叫びをただ単に聞き置くだけの政治家をこれ以上、生み出し続けることのない環境をつくれば有権者の皆さんからわたしたち政治家が頭を下げられる、そんな恥ずかしい事態を避けることができる」。
「決断をし、実行しうる唯一の組織である政権与党、自民党の公認候補として皆さんのその心の叫びをしっかりと受け止め、咀嚼し、解決策を見い出し、決断をし、予算に折り込み、反映をし、実行していく」とし、一方で4区の現職、立憲民主党の菊田真紀子衆院議員の高い壁を感じながらも、政権与党との実行性の違いを強調した。
このほか、自民党の林幹雄幹事長代理、山口壮事務局長、佐藤信秋参院議員らがあいさつし、声を控えた形でガンバローコールも行った。