新潟県燕市宮町の和洋菓子店「飴屋本舗」は「大みそか」の31日午後11時半ごろから年明けにかけて町内の鎮守、戸隠神社で二年参りに合わせた「アマビエ開運シュークリーム」の販売を行う。
毎年恒例の二年参りに境内にテントを張ってシュークリームを販売している。今回はシュークリーム3個と黒米杏仁シュー2個のセットを1箱税込み800円で、70箱限定で販売する。
開運というだけあって3分の1の割合でお年玉が入っているという大サービス。新型コロナウイルスの感染が拡大している疫病退散のご利益があるとされる妖怪「アマビエ」をデザインしたシールをパッケージに張った。
飴屋本舗は創業明治4年で、それから来年はちょうど150周年。代表も遠藤重治さん(63)から来年は長男の遠藤重樹さん(32)にバトンタッチするメモリアルイヤーとなる。
重樹さんは高校を卒業すると5年間、柏崎市の和洋菓子店で就業してから家業の飴屋本舗で働いている。「今以上に頑張って、親父に教えてもらいながらちゃんとした代表に頑張りたい」と意気込んでいる。