1月2日も大雪が降り続き、午前9時の三条市の積雪は南分遣所で37cmとなり、前日1日の23cmから14cm増えた。栄分署では42cmで1日の32cmから10cm増え、下田分署は63cmで1日の47cmから16cm増えた。
三条市や燕市では全市いっせい除雪が行われた。日中はほとんど休みなく雪が降り続き、燕市では日中も歩道除雪が行われている所もあった。
道路は雪が踏み固められて圧雪になった所も多く、ハンドルを取られるためにノロノロ運転する車も多い。燕三条駅の駐車場に長く駐車している車は、雪が覆うように積もり除雪しなければ脱出できないほど周囲に雪が積もっていた。
気温は明け方より日中の方が低く、午後2時までの最高気温は午前5時2分の0.4度、最低気温は午後0時20分の−0.6度。
新潟地方気象台の2日午前5時22分の発表では、上越と中越では3日にかけて大雪による交通障害に注意、警戒し、なだれや着雪にも注意し、2日夕方まで落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を呼びかけけた。
日本付近は冬型の気圧配置となっており、北陸地方の上空約1500メートルには−9度以下の寒気が流れ込んでいる。このため新潟県は2日夕方まで大気の状態が非常に不安定となり、冬型の気圧配置は3日にかけて続く見込み。
上越と中越では、3日夕方にかけて山沿いに加えて、平地でも強い雪が降るおそれがある。2日午前6時から3日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、下越で平地30cm、山沿い40cm、中越で平地50cm、山沿い70cm、上越で平地50cm、山沿い70cm、佐渡で5cm。
その後、3日午前6時から4日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、下越で平地10〜20cm、山沿いで20〜40cm、中越で平地20〜40cm、山沿いで20〜40cm、上越で平地20〜40cm、山沿いで20〜40cm、佐渡で5〜10cmの見込み。