ドライフラワーショップ「Tette」が移転し絵本に合わせたドライフラワーもデザイン (2021.1.2)

新潟県燕市・宮町商店街のドライフラワーショップ「Tette（テッテ）」がこのほど同じ宮町商店街の空き店舗に移転、オープンした。

移転オープンした「Tette」で経営する山本いすずさん

店舗が手狭になったことなどから移転した。商店街の一方通行を先へ約100メートル。新しいキャフェ&バー「美しい時間」の隣りの金物屋だった空き店舗を借り、リフォームしてオープンした。

経営するのは大阪出身で山本いすずさん(27)。世界一周旅行で知り合った友だちを頼って燕市へ移住し、2019年9月ごろ開業した。店舗が手狭になり、商店街の人たちからもよくしてもらっていることから、同じ宮町商店街で空き店舗を探して移転した。

移転にあわせて古本の絵本も販売するようになった。京都女子大学児童学科を卒業し、絵本学も学んだ。日本人がフィリピンに設立した児童施設「ミナダナオ子ども図書館」に1、2カ月滞在して「発展途上国おける絵本支援」のテーマで卒論も書いた。

Tetteで用意している絵本

「結婚や出産のお祝いに贈る絵本の世界観とあわせた花を作りたいと思った」と山本さん。客からプレゼントする絵本を持ち込んでもらい、それにあわせてドライフラワーを作ることもある。

「赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめる店がコンセプト」と山本さん。新年は1月3日から営業し、抽選で花言葉を添えたドライフラワーを贈る1回500円の「お花みくじ」も企画して正月ムードも演出する。