大寒波襲来前日は年明け初の青空 (2021.1.6)

6日の新潟県三条市は−2.1度まで気温が下がり、12月31日の−2.8度に次ぐこの冬2番目の厳しい冷え込みだったが、日中は年明け初めての抜けるような青空が広がった。

燕市で中ノ口川の向こうに弥彦山

明け方は道路が凍結し、水たまりに氷が張る冷え込みだった。午後3時までの最高気温は2.6度と決して高くはないが、日差しがまぶしい青空のおかげでずっと暖かく感じた。

この好天もつかの間で、7日から年末年始を上回る厳しい寒波が襲来する。新潟地方気象台の6日午前5時35分の発表では、7日から8日にかけて低気圧が急速に発達しながら日本海から千島近海に進み、その後9日ごろにかけて強い冬型の気圧配置となる見込みで、新潟県で
は、暴風雪や高波に警戒し、大雪による交通障害に注意、警戒を呼びかけている。

新潟県では、7日は海上を中心に非常に強い風が吹き、陸上でも暴風となる所があり、海は、大しけとなる見込み。7日から9日頃にかけて、山沿いに加えて平地でも警報級の大雪となる所がある。

7日午前6時から8日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、下越で平地20〜40cm、山沿いで50〜70cm、中越で平地30〜50cm、山沿いで50〜70cm、上越で平地30〜50cm、山沿いで50〜70cm、佐渡で10〜20cm。その後、8日午前6時〜9日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、平地40〜60cm、山沿い70〜90cmの見込み。